長野県音楽教育学会 Nagano Music Education Society

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令和5年度長野県音楽教育学会長挨拶

人と人が繋がり、会員の力を集結する音楽学会に

会長写真

コロナ禍で学校から歌声が消えたことの衝撃は大きなものでした。学校の音楽の授業では、感染拡大防止の対策によって歌うことができない状況が続きました。自由に歌うことを奪われたとき、歌うことの持っている意味やその価値をあらためて感じさせられたように思います。当たり前の日常がいかに大切であったか思い知らされたようにも感じました。

「この3年間、参集での研修会や授業研究会が減り音楽の仲間に会う機会が少なくなった、お互いに顔を合わせて授業のことや悩みを語り合う時間がいかに大切だったかを実感している」というような声をよく耳にします。

こんな時代だからこそ、長野県音楽教育学会は「人と人が繋がり、会員の力を集結する場」でありたいと考えています。今、会員の先生方が必要としていることは何か、発信すべき内容は何かを考え、コロナ禍で日々の授業のあり方、研修会や授業研究のあり方、部活動のあり方など新しい方向や情報を発信していきたいと思います。

課題は多くありますが、目の前の子どもたちのため、力を合わせて音楽教育を進めていくことが大事です。活動の中で、どう人と人を繋げ、どう力を合わせていくのかを共に考えていきましょう。

これまでの本学会の輝かしい伝統の上に立ち、時代の変化を見据え、本学会の使命と会員の皆様の期待に応えられる活動ができますよう、精一杯努力する所存でございます。皆様のご支援ご協力を、よろしくお願いいたします。

長野県音楽教育学会会長 石川 武

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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